【3月27日付編集日記】全国ランニング大会100撰

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 「終盤の苦しさを乗り越えて味わう充実感が醍醐味(だいごみ)だ」。元北京五輪男子マラソン代表で会津若松市出身の佐藤敦之さんは、かつて競技の魅力を本紙に語った

 ▼佐藤さんは「県民はマラソン向きの気質と体力がある」とも指摘している。東京五輪男子マラソン銅メダリストで須賀川市出身の円谷幸吉をはじめ、本県が多くのトップランナーを輩出していることがそれを裏付けている

 ▼県内では各地でロードレース大会などが開かれ、県内外から数多くの市民ランナーが参加している。そのうちの4大会が、市民スポーツイベントを応援しているアールビーズスポーツ財団の「第20回全国ランニング大会100撰」に選ばれた

 ▼いわきサンシャインマラソン、伊達ももの里マラソン、鶴ケ城ハーフマラソンに、初選出の猪苗代湖ハーフマラソンを加えた4大会で、全国の自治体の中では7番目に多い

 ▼100撰は大会に参加したランナーの投票で決まる。本県の大会は美しい自然や温かい声援、旬の味覚などが評価された。県内は間もなく桜をはじめとする花々が咲き競うシーズンになる。ランナーたちには大会の時とはまた違った本県の良さや味わいを、ゆっくり堪能してもらいたいものだ。