【4月17日付編集日記】ワイン用ブドウ栽培

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 国内で栽培されたブドウを100%使った純国産のワインは、和食と同じように「繊細さ」が特徴だそうだ。ここ数年は、ワイナリーの設立ラッシュの状況にあり、ブドウ栽培に取り組む新規就農者も増えているという

 ▼ワイン醸造用のブドウ栽培は、東日本大震災と原発事故からの復興を目指す取り組みとして県内でも進んでいる。二本松市や郡山市などでワイナリーを開所して醸造が始まっている。また、ブドウの栽培農家が醸造向けに生産したり、休耕地に苗木を植えたりして作付けが拡大している

 ▼このうち原発事故からの産業再生に取り組んでいる川内村では、ワイン用ブドウの産地化に向け、村民と国内外のボランティアらが苗木を植えている。2年目の今年は約7400本を植える予定

 ▼同村の産地づくりは村や村商工会も後押しし、牧草地だった山野を開墾して耕作地も広がった。村と住民らは2020年の東京五輪に合わせて「かわうちワイン」を出荷したい考えだ

 ▼海外では日本酒や和食がブームになっている。政府は東京五輪を見据え、日本酒など国産酒の輸出拡大を図る。ブドウ栽培を成功させて、おいしい本県の地酒と一緒に、県産ワインも世界に売り込みたい。