【10月4日付編集日記】食品の安全性PR

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 福島市出身のタレントなすびさんが東京電力福島第1原発事故からの環境再生などをリポートするテレビ番組、「なすびのギモン」シリーズが5年目を迎えた。除染や放射線対策など複雑なテーマを分かりやすく伝えている

 ▼この番組を環境省は動画としてホームページで紹介しているほか、なすびさんをキャラクター化して、放射線関連の疑問に答える漫画「データでなっとく放射線・なすびのギモン」を3種類作った

 ▼さらに同省は、海外における本県への風評の払(ふっ)拭(しょく)を目的に、動画と漫画の一部について英語版を作成、海外向けのウェブサイトで情報発信をスタートさせた

 ▼漫画の英語版は、「食品編」で、コメや果物、牛乳の放射性物質検査などについて詳しく説明している。安全で良質な食品を届けるため懸命に努力する県民の姿も盛り込まれており、海外の多くの人たちに見てもらいたい内容だ

 ▼県産食品をめぐっては欧州連合(EU)などが輸入制限を緩和する動きをみせているが、いまなお30を超す国・地域が何らかの規制を続けている。風評を拭い去るためには、さまざまなツールを駆使して、復興が進む本県に対する理解と食品の安全性を粘り強く訴えることが大切だ。