【11月28日付編集日記】空の産業革命

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 小型無人機・ドローンは「空の産業革命」をもたらすといわれる。さまざまな産業分野で活用に向けた取り組みが広がりつつある。国も新しい産業として技術開発を推奨する。日常生活でドローンを当たり前に見かける日も遠くはなさそうだ

 ▼ドローンの安全運行体制確立を目指す「日本無人機運行管理コンソーシアム」(JUTM)事務局長の秋本修さんは郡山市で講演し「安全運行のルールづくりが大切」と強調した。衝突事故を防ぐための空域管理など、まだ安全への課題は多いようだ

 ▼南相馬市と浪江町でJUTMが企業や団体と合同で行った実証実験は、同じ空域に複数のドローンを飛ばし空域や電波管理をする世界初の試みとして注目された。物流や災害対応などへの活用に向け、成果は大きかったという

 ▼JUTMは、県が両市町をエリアに建設中のロボット実証拠点との連携も活動の柱とする。2019年度までに全施設が完成する同拠点で実証実験などを行いデータや知見をルールづくりに生かす

 ▼「新しいまちづくりや生活支援に役立ちたい」と秋本さんは話している。実証拠点を中心にドローンに関連する企業が集積し、本県発の技術が世界に羽ばたくのが楽しみだ。