【1月6日付編集日記】いぬどし

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 干支(えと)にちなんだ株式相場の格言で戌(いぬ)年は「戌笑う」。東京株式市場は言葉通り好発進したが、果たして今年はどのような年になるだろうか

 ▼犬は昔から愛玩動物として、あるいは狩猟のパートナーとして、人々に寄り添ってきた。携帯電話会社のCMではないが、飼い犬を家族の一員のように扱っている家庭も多い。人間にとって特別な動物であることは間違いない

 ▼盲導犬は視覚障害がある人の生活を手助けし、犯罪現場では警察犬が証拠を見つけ、災害現場では救助犬が捜索を担う。そして東日本大震災支援のお礼としてロシアのプーチン大統領に贈られた秋田犬は国際親善に一役買っている

 ▼大活躍の犬なのだが、ペットフード協会によると、犬の飼育数は昨年、猫を初めて下回った。散歩や予防接種などの手間に加え、飼育経費も猫より高いことが原因とされる。犬からすれば何をいまさらというところだろうか

 ▼戌年の言い伝えとして犬はどこに行ってもご飯をもらえることから「食べるに困らない」とか、臭覚が鋭いことから「道に迷わない」などがある。生活や仕事の基盤が安定をして、進むべき道が定まれば言うことはない。世界中に笑顔が絶えない1年になりますように。