【1月7日付編集日記】冬の自動運転

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 雪道の運転は怖いものだ。筆者も昔、危ない目に遭ったことがあるが、雪国の住人にとって、冬の運転は、かなりの負担になる

 ▼最近、よく話題となる「自動運転車」。高齢者などの交通弱者の足となることが大いに期待される。雪道でも、自動運転車で安全にドライブできる日が待ち遠しいが、まだまだ課題も多いという

 ▼自動運転車の「目」として一般的なのは「ライダー」と呼ばれる。レーザー光を照射して周囲の障害物を探知するシステム。小さな物体も発見できるという利点があるが、雪片や雨粒も検出してしまい「視界」が妨げられるという

 ▼積雪も苦手らしい。自動運転車は雪で道路の状況が大幅に変わると人工知能が「道が違う」と混乱する恐れがあるという。こうした課題に対処するため、自動運転車開発の先進地・米国では、北部の積雪地帯で試験が行われることが多くなってきた

 ▼県内でも、イノベーション・コースト構想の一環として自動運転車の開発が進められる。将来的には会津など豪雪地帯でのテストも必要になるだろう。雪道でも安全な自動運転車が実用化されれば、家に閉じこもりがちな冬の活動も増える。そうなれば、雪国の冬が変わるかもしれない。