【1月14日付編集日記】はやぶさ2

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 宇宙をめぐる動きが注目を集める年になりそうだ。日本と欧州が共同で進めている水星探査計画で今年、探査機が打ち上げられる。水星到着は7年後の予定だが、知られざる惑星の謎に迫る計画の達成が、今から楽しみだ

 ▼また宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ2」は2014年12月の打ち上げから約3年半を経て6月、目指す小惑星「りゅうぐう」の上空20キロまで接近する予定だ。本県企業の技術も生かされている

 ▼このプロジェクトに採用される見込みとなっているのは会津大が開発したソフトウエアだ。探査機が集めた画像データなどから小惑星の形状を解析するといった役割を担うが、宇宙の謎解明に向けた成果に期待したい

 ▼打ち上げから7年、約60億キロの長旅の末に10年に帰還して注目を集めた「はやぶさ」の記憶も新しいが、会津大の学生らが研究をつないで進化させてきた技術が生かされるだろうことは喜ばしい

 ▼ICT(情報通信技術)を生かしたまちづくりを進める会津若松市にとっても会津大の存在は大きい。来春にはICTオフィスビルが開所する。宇宙を駆ける技術を生み出す同大の英知は、きっと市の将来像に新たな軌跡を描いてくれるはずだ。