【6月27日付編集日記】Hotフルーツ

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 食材を生かしたシンプルな料理を得意とする料理家の渡辺康啓さんは自著で、果物について「人を魅了し続ける宝石のようなもの」とたたえている。その甘さや香りが料理を引き立ててくれるからだという

 ▼サクランボのリゾット、イチジクとプチトマトの炒め煮、モモとミョウガのピクルスなど、果物を使った渡辺さんの料理は多彩だ。メニューにはさまざまな果物が登場し、果物を使った料理の幅広さをあらためて知る

 ▼地元農産物を使った特産品づくりに取り組む県北地方のグループが、「Hotフルーツ!プロジェクト」と銘打ち、果物を温めて食べる6次化商品の開発を進めている。果物の加工の幅を広げることで、旬の時期以外にも果物を味わってもらい、併せて消費拡大を図る

 ▼これまでの試作では、モモやリンゴを使った春巻きやピザ、揚げパイなどが好評だったという。グループは今後、モモを使った料理を考えたり、販売してくれたりする店を募り、この秋には商品を売り出したい考えだ

 ▼グループは1年を通して果物を味わうことができる産地づくりを目指している。果物の甘さや香りを引き出した料理を勢ぞろいさせ、料理とともにホットな話題を発信してほしい。