【7月7日付編集日記】ピラミッドの謎

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 朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足で歩くのは何か―。なぞなぞの中でもよく知られているものだろう。答えは「人間」。赤ん坊の時は四つんばい、成人は二足歩行し、老いればつえをつくからだという

 ▼このなぞなぞは、もともとギリシャ神話に書かれている。顔は人間の女で、胴体はライオン、そして鳥の翼を持つ怪物スフィンクスが人々に謎をかけ、解けない者を食い殺していた。しかし英雄オイディプスが正解し、スフィンクスを成敗した

 ▼スフィンクスの伝説は、エジプトに起源があるといわれる。そのエジプトの首都カイロ郊外ギザには巨大なスフィンクス像が立っている。近くには有名なクフ王のピラミッドがあるが、その内部構造など解明されていないことは多い。スフィンクスの謎かけだろうか

 ▼東日本国際大が、他大学や民間企業と連携し、クフ王のピラミッド内部に存在するとされる巨大空間の有無について調査を始める。クフ王の墓の発見につながる可能性もあるという

 ▼調査は、ドローンや3次元レーザースキャナー、宇宙線ミューオンを活用した透視装置など最先端技術を駆使する。現代人の知恵が古代エジプトの謎にどこまで迫ることができるか。注目だ。