【7月22日付編集日記】海の季節

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 焼けつくような日差しが容赦なく照りつける。東日本大震災後の復旧工事で整備された防潮堤の階段を青空に向かって一歩一歩上がっていくと眼前に白い砂浜、遠くに水平線が広がる。海の季節がやってきた

 ▼いわき市では三つの海水浴場がオープンし、涼を求める人たちでにぎわう。このうち四倉海水浴場ではサーファーの姿も多く見られる。先週は日本サーフィン連盟公認の大会が開かれた。全国のアマチュアサーファー約300人が大技を繰り出し、会場はさらに熱気に包まれた

 ▼サーフィンは2020年東京五輪の種目になり、注目を集める。四倉は海岸線が広く、波の種類も多いためサーフィンに最適だ。砂浜ではビーチバレーも楽しむことができる。地元は、海浜スポーツの名所として広くPRしたいという

 ▼日本サーフィン連盟も引き続き大会を開くことで協力する考えだ。役員は「大会の成功を積み重ね、海水浴場に人を呼び戻したい」と意気込む

 ▼いわきに続き、きのうは相馬市の原釜尾浜海水浴場が8年ぶりに再開した。東北中央道「相馬福島道路」の整備も進み、アクセスは震災前より格段に良くなった。猛暑が背中を押し、海を目指す人の波はますます大きくなる。