【8月1日付編集日記】渋滞対策

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 渋滞学を研究する東京大教授の西成活裕さんは高速道の渋滞対策として十分な車間距離を取る「渋滞吸収運転」をするよう著書で提言している。上り坂などで速度が落ちる車に、後続の車が一定の車間距離を保って速度の調整をすれば、渋滞を抑えることが可能だという

 ▼ネクスコ東日本によると、交通量増加による高速道の渋滞は上り坂と、下り坂から上り坂に変わる場所で約6割を占めている。坂を上っていると気付かぬうちに減速していることもある。西成さんは車間距離の目安を守るようドライバーに勧めている

 ▼同社東北支社が発表した東北地方のお盆の高速道渋滞予測は下りは8月11日、上りは15日がピークという。東北道の福島トンネル付近をはじめ、5キロ以上の渋滞発生は51回になるとみている

 ▼国土交通省は高速道の渋滞ピークが見込まれる11、12日の土日曜を平日料金とし、休日割引を平日の9、10日にずらすと発表した。渋滞緩和を図る試みとして注目される

 ▼帰省した家族と過ごしたり、旅行に出掛けたりと、今月はさまざまな計画がある県民も多いだろう。出掛ける際は交通情報の確認と、渋滞に巻き込まれても焦らない時間と心の余裕を忘れないようにしたい。