【8月2日付編集日記】水と猛暑

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 県内はきのう福島市で38.1度を記録したのをはじめ、観測32地点中、11地点で35度以上の猛烈な暑さとなった。この日も熱中症とみられる症状で運ばれる人が相次ぎ、自然災害の様相さえみせる

 ▼熱中症を防ぐために求められるのは小まめな水分補給だ。ただし、一度に大量の水を飲むと、かえって体内のバランスを崩して体調不良を引き起こす。かいた汗の量を目安に、塩分をきちんと補給することが肝心だ

 ▼西日本豪雨では水の怖さ、猛暑では水のありがたさをしみじみ感じる今夏だが、日々の暮らしでどれくらいの水を使っているか、意識したことがあるだろうか。国の統計によれば1日1人当たりの使用量は平均283リットルという

 ▼しかしミツカン水の文化センターの調査では「使っていると思う量」について「51~100リットル」とする人が4人に1人に上ったのをはじめ、全体の7割が「200リットル以下」と答えるなど実際の使用量とのギャップが際立つ。節水意識の低下も進んだ

 ▼県内は、例年よりも早い梅雨明けに加えて酷暑が続き、各地で水不足が懸念されている。折しも7日までは「水の週間」。命を守り育む水の大切さを改めてかみしめ、使い方を点検するいい機会である。