【4月18日付編集日記】あづま球場で五輪開幕

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 2020年の東京五輪で野球、ソフトボールの試合会場となる福島市のあづま球場に世界中の視線が注がれる。来年7月22日に行われるソフトボール予選第1試合が五輪全体の開幕戦となるためだ

 ▼同球場ではソフトボール6試合、野球1試合が行われる。大会組織委は両競技ともに第1試合が日本戦となるよう調整している。舞台となる球場は、人工芝への張り替えや車いす席の増設、外野席の改修などの工事が進む

 ▼改修後の球場で9月にプロ野球イースタン・リーグ戦、10月に日本女子ソフトボール1部リーグ戦が行われる。県はテストイベントとして位置付け、五輪機運の盛り上げを図りながら大会準備に取り組む

 ▼16日の競技日程発表の会見でソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督は「東日本大震災の被災地でいいスタートを切りたい」と語った。本県をはじめ被災した東北の人たちを元気づけてくれる言葉だ

 ▼球場と同じ公園敷地内にある、あづま総合体育館は一時、避難所として約2500人の人たちのよりどころとなった。8年前の被災から復興への歩みを進め風評と闘う本県の姿を、世界中の人たちに伝える絶好の機会が訪れる。球場に響き渡る歓声が待ち遠しい。