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全国高校野球福島大会開幕、夢の甲子園へ91校激突
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【安達東-双葉翔陽】6回裏双葉翔陽1死一、三塁、袴田が先制の中前適時打を放つ=あづま球場
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第90回全国高校野球選手権記念福島大会は9日、91校が出場し福島市のあづま球場をメーン会場に開幕した。初日は1回戦2試合を行い、双葉翔陽は2ー1で安達東を振り切り、本宮は4ー3で猪苗代に逆転勝ちした。試合に先立ち行われた開会式では、前年度優勝の第1シード聖光学院を先頭に91校の球児が入場行進、あこがれの甲子園ロードの第一歩を踏み出した。大会は13日までの前期、17日から23日までの後期の計12日間(移動日の18、21日を含む)。順調に試合が消化された場合、決勝は23日にあづま球場で。第2日の10日は、同球場をはじめ、白河グリーンスタジアム(白河市)開成山球場(郡山市)あいづ球場(会津若松市)いわきグリーンスタジアム(いわき市)の5球場で1回戦15試合を行う。
双葉翔陽2点死守 安達東 10安打も拙攻響く
双葉翔陽は5回まで無安打。重苦しいムードが漂い始めた6回裏。頼れる主将のいぶし銀の走塁が夏の福島大会で2年ぶりの勝利を呼び込んだ。
この回先頭の主将酒井雄一郎(3年)はインコースの直球を振り抜いた。単打性の当たりだったが、50メートルを6秒で走り抜ける俊足を生かし、一気に二塁を陥れた。
「シートノックの時、(相手外野手の)肩がそれほど強くなかったので勝負した」と酒井。この一打が足掛かりになり、チームは先制点を挙げた。
服部芳裕監督が「3年間で一番成長した子」と認める努力家。開会式では選手宣誓の大役を務めた。自分で球児の夏の開幕を告げ、チームは緊張の開幕試合を制して今大会初の勝ち名乗りを上げた。「接戦でチームに勢いがついた。次も必ず勝って最高の仲間と最高の夏にしたい」。2回戦は格上と評される福島東が相手。チーム一の努力家が始まったばかりの双葉翔陽の夏を熱く盛り上げる。 |
>>>> 《
7月9日の試合結果 》 |
◎―― あづま球場 ――◎
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双葉翔陽2点死守 安達東 10安打も拙攻響く |
▽1回戦
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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安達東
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0
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0
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0
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0
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0
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0
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0
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1
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0
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1
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双葉翔陽
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0
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0
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0
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0
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0
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2
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0
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0
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×
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2
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本宮、逆転勝ち 上位打線が威力発揮 猪苗代は後半打線沈黙 |
▽1回戦
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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猪苗代
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0
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0
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1
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2
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0
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0
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0
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0
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0
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3
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本宮
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1
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0
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0
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0
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2
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0
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0
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1
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×
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4
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(2008年7月10日 福島民友・高校野球ニュース) |