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全シード校安泰 福島成蹊夏1勝 高校野球2回戦を終えて
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全力プレーで観衆を沸かせる高校野球。球児の熱戦はさらに続く
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9日に開幕した第90回全国高校野球選手権記念福島大会は13日までに前期日程の1、2回戦計59試合を終了、ベスト32が出そろった。前半戦は、各校の実力差がはっきりと結果に表れる大差試合も多かったが、福島が7回に4点差をはね返すなど劇的なゲームもあった。2回戦までを総括し、後半戦を展望する。
好投手ぞろいで、「投高打低」の予想でスタートした今大会。白河旭の近藤貴之(3年)が5回参考記録ながら無安打無得点試合を達成。大沼の木崎彰則(同)、磐城の田中勇翔(同)、会津農林の加藤愛一郎(同)らの前評判通りの快投が光った。
4季連続の甲子園を狙う第1シード聖光学院などシード8校はすべて安泰、全シード校が3年ぶりに3回戦に勝ち進んだ。また、創部2年目の福島成蹊は延長戦の末、うれしい夏の初勝利を挙げた。来春棚倉と統合する東白農商は終盤の底力で白星を奪い、最後の夏に意地を見せている。昨夏準優勝の日大東北は17年ぶりに初戦で姿を消した。
各試合の点差を見た場合には、1点差ゲームは11試合で、延長戦は3試合。聖光学院が初戦の2回戦であさか開成に苦戦を強いられながらも、9回サヨナラ勝ちしたのは見応えがあった。一方、7点差以上のコールドゲームは24試合、10点差以上は12試合あった。
支部別に3回戦進出校をみると、県北が8校、いわきが6校、県中、県南、会津が5校、相双が3校。シード8校のほか、安積、福島、白河、会津、双葉など古豪も数多く残り、伝統の一戦や私立勢との対決と、後半戦は見どころも多い。
いずれにしても、高校球児の夢の甲子園に向けた戦いはこれからが正念場。各校ナインには、悔いのない全力プレーを期待したい。
(2008年7月17日 福島民友・高校野球ニュース) |
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