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聖光、広陵に競り勝つ 仲田、横山仕上がり順調
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広陵戦で4回を投げ被安打1、無失点と調整の順調さをうかがわせた横山=広陵高グランド
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第80回記念選抜高校野球大会(22日開幕・甲子園)に東北代表として出場する聖光学院は広島遠征2日目の16日、広島市の広陵高グラウンドで広陵(広島県)、熊本工(熊本県)との練習試合を行った。昨夏の甲子園で準優勝した広陵との一戦では、エース仲田浩人、横山貴明の2人の投手が好投。全国屈指の強豪を相手に3―1で競り勝ち、順調な仕上がりぶりをアピールした。熊本工戦は3―8で敗れた。
甲子園優勝経験もある広陵との対戦では、エース仲田が先発。5回を投げた仲田は、ヒットを打たれながらも低めを丁寧に突く粘りの投球を披露し、広陵打線を相手に5奪三振、1失点でマウンドを降りた。マウンドを引き継いだ横山は4回を投げ、被安打1、無失点。両投手が調整の順調さを示した。
攻撃陣は、犠打を絡めながら手堅い攻めで数少ないチャンスを着実に得点に結びつけ、勝利を呼び込んだ。
関根が2ランも熊工には敗れる
甲子園準優勝などの戦績を持つ熊本工との対戦では攻撃陣が奮起。関根健斗がライトポール際に2ランホームランをたたき込むなどしたが、熊本工の強打に投手陣がつかまり敗れた。
聖光学院ナインは、17日は午後1時から大阪府箕面市の関西電力総合運動場で練習し、本番の沖縄尚学戦に向けて調整する。
斎藤監督「集中力が上がってきている」
強豪校との練習試合を振り返り、斎藤智也監督は「選手たちの集中力が上がってきている。打撃陣の三振が少なかった。ボールに食らいつく姿勢を感じることができた」と手応えを感じた様子で話した。
投手陣については「仲田の状態が上がってきている。丁寧にコースを突く投球をしてくれた」と話し、エースの調整の順調さにほおを緩めた。
広島遠征を3勝1敗で終えた聖光学院。「本番に臨む流れとしてベストの結果。本番で戦う形ができた」と斎藤監督。チームの勢いに弾みをつけ、本番に臨むことができると充実感を漂わせていた。
(2008年3月17日 福島民友・高校野球ニュース) |
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