センバツ初勝利に向けて闘志を燃やす聖光学院ナイン

　第８０回記念選抜高校野球大会第５日の２６日、２回戦第３試合（午後２時開始予定）で沖縄尚学（沖縄）と対戦する聖光学院ナインは２５日午後、大阪市の舞洲ベースボールスタジアムで最終調整、センバツ初勝利に向けて闘志を新たにした。
　野手はランニングに始まり、キャッチボールやフリー打撃、バント練習、シートノックなどで調整。打線の中心となる黒羽剛広主将、関根健斗ら中軸は左右に力強い打球を放ったほか、守備練習では各選手が軽快な動きを見せた。関根は「相手がどこであろうと自分たちの野球でぶち当たっていく」と言い切った。
　仲田浩人、横山貴明の両右腕、左腕佐藤竜哉ら投手陣は、ブルペンで捕手を座らせて投球練習に汗を流した。斎藤智也監督は「今の段階では万全の状態。誰が登板してもきちんと投げてくれるでしょう」と期待を寄せた。
　黒羽主将は「今までやってきたことを最後までやり通す。持っているものを出し切る」と初戦突破に向けて意気込みを見せた。
（２００８年３月２６日　福島民友・高校野球ニュース）