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大沼、一丸で春初勝利 昨年の覇者学法石川下す
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【大沼−学法石川】8回裏のピンチをしのぎ切り、ベンチ前で喜び合う大沼ナイン=鶴沼球場
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球場のどよめきは試合終了と同時に、大沼ナインに贈る歓喜に変わった。9度目挑戦で、春の県大会初勝利を手にした。相手は昨春の覇者学法石川。「みんなの思いが一つになり、勝利をつかんだ」と主将の星良平(3年)。ベンチが一丸でつかんだ初白星だった。
「好投している木崎を楽にしたかった」。星は八回、決勝打となる勝ち越しのタイムリーを放った。エース木崎彰則(3年)は学法石川打線を相手に走者は許したが、粘りの投球。小林陽一監督も「木崎と心中する覚悟だった」と全幅の信頼を寄せて見守った。
監督をはじめ、ナインの信頼を一身に集める木崎。最速134キロの速球とスライダーを投げ分け、学法石川を抑え込んだ。「自分らしい投球で再びチームに勝利を導きたい」。大物を仕留めた右腕はもはや、次の標的に視線を移している。
(2008年5月19日 福島民友・高校野球ニュース) |
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