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 ▽3位決定戦
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磐城が11度目東北切符 粘る小高工振り切る

磐城が11度目東北切符 粘る小高工振り切る

【磐城−小高工】5回表磐城1死2塁、三塁打と敵失で一気に生還、追加点を挙げた上遠野(6)を祝福する磐城ナイン=あいづ球場

 第60回春季東北地区高校野球県大会最終日は26日、会津若松市のあいづ球場で決勝と3位決定戦を行った。3位決定戦は昨秋の県大会準優勝の磐城が6−3で小高工を振り切り、3年ぶり11度目の東北大会出場を決めた。
 投打にバランスの取れた両チームが激突した3位決定戦。「今日負けたら東北大会に行けず、次にもつながらない。夏の大会のつもりで戦う」。
 磐城の遠藤太監督は、エース田中勇翔(3年)に、東北大会の切符を懸けた大事な一戦を託した。田中は、準々決勝の東日大昌平戦で延長11回、179球を1人で投げ抜き、中1日の登板。12安打を浴びながらも、スローカーブを有効に使い、打者のタイミングを外す緩急をつけたピッチングを徹底、相手打線をかわした。
 バックも難しい打球を好捕、打撃でも数少ないチャンスで犠打を有効に使い得点を重ねるなど、苦しい投球が続くエースをもり立てた。
 遠藤監督は「エースの頑張りが全員野球につながり、価値ある1勝だった」と大きくうなずいた。
 昨秋の東北大会では、初戦で強豪の青森山田に力負け。「自分がひと冬越えてどれくらい成長したか試したい」。田中は、苦い思いを胸に一冬を越え、東北の舞台に再チャレンジする。

 「直球を磨きたい」巻き返し誓う小高工・根本
 先発登板した小高工の右腕根本洋平(2年)は「甘い直球は痛打されてしまった」と振り返った。攻守ともにエース西川和美(3年)に頼らざるを得ないチーム事情。西川と左腕吉田成宏(3年)に続く3枚看板の一角と期待されての先発起用だった。
 しかし、犠打を多用する磐城野球に翻弄(ほんろう)され、5回で7安打、4失点を喫した。根本は「もっと走り込んで直球の制球を磨きたい」と巻き返しを誓った。
(2008年5月27日 福島民友・高校野球ニュース)

 

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