21世紀枠で福島を推薦/県高野連理事会
県高校野球連盟(岩渕賢美会長)は13日、福島市で理事会を開き、来春の第82回選抜高校野球大会の21世紀枠に福島を推薦することを承認した。
福島は2002(平成14)年以来2度目の推薦。創部109年を迎えるが甲子園は未経験。狭いグラウンドなどのハンディを克服、今秋の県大会ベスト8などが評価された。
大河内孝志監督は「(決定すれば)学業と両立し甲子園を目指す選手の励みになる」と話した。今後は東北高野連理事会で推薦校を決定する。
理事会では、来夏の甲子園出場を懸けた第92回全国高校野球選手権福島大会の7月9日開幕なども内定。夏の福島大会は郡山市の開成山球場をメーン会場に9〜13日の前期と、17〜23日の後期、計12日間(18、21日は移動日)。来年度の大会日程は来春の理事会などで正式決定する。
日本学生野球協会優秀選手・部員表彰には夏の甲子園出場の聖光学院・松本剛前主将(3年)を推薦。来春のセンバツへの推薦校には、秋の県大会優勝の聖光学院、準優勝の日大東北を選出。県北支部の加盟校増加で、来春の県大会から県北支部の出場校数を現行の6校から7校に増やす方針が固まった。
(2009年11月14日 福島民友・高校野球ニュース)
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