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富岡、攻めの守備にエース奮起 6回草野が決勝打
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【須賀川−富岡】6回裏富岡無死三塁、草野が右前に運び、勝ち越し=いわきグリーンスタジアム
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「外角高めに行ったが、打ち損じてくれた」。富岡のエース佐々木拓也(3年)は、最大のピンチをこう振り返った。
7回表、須賀川は四球と連続のバント安打で攻め立て無死満塁。試合の流れは須賀川に傾きかけていた。この場面で、富岡の坂本収司監督はベンチから内野陣に前進守備と本塁封殺を指示した。
「1点を与えても確実に2つアウトを取るという選択肢もあったが、せっかくだから本塁ゲッツーを狙おうと思った」。采配(さいはい)は、的中。相手打者の打球は前進守備の二塁増子叶泰(3年)の真正面へ。ボールは増子から捕手須田史也(2年)、長尾和輝(3年)と転送され、攻めの姿勢での守備が相手への流れを完全に断ち切った。
「周囲を信頼して思い切り投げられた。この仲間と長い夏にしていきたい」。エースは笑顔で語った。
(2009年7月12日 福島民友・高校野球ニュース)
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