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全国高校野球福島大会ニュース
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「ベスト4」決まる 日大東北“完封ロード”
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【日大東北−郡山商】7回を3安打無失点に抑えた日大東北の先発生田目=あいづ球場
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第91回全国高校野球選手権福島大会第10日の22日、いわき市のいわきグリーンスタジアムと会津若松市のあいづ球場で準々決勝4試合を行い、3連覇を目指す聖光学院と日大東北、光南、東日大昌平のシード校がベスト4に進出した。
第1シード聖光学院は学法福島に5−1で逆転勝ち。第3シード日大東北は郡山商に7−0でコールド勝ちして2年ぶりの4強。第4シード光南は白河実を4−2で振り切り3年ぶり、第7シード東日大昌平は第2シード白河を4−1で退け2年ぶりの準決勝に駒を進めた。
23日は移動日で、準決勝2試合は大会第11日の24日、いわきグリーンスタジアムで行う。対戦カードは聖光学院−光南、日大東北−東日大昌平。
4投手快進撃、4試合無失点
日大東北の投手陣と増田克史監督との間で、大会前に交わされた約束がある。「初戦から決勝まで6試合を無失点でいく」。初戦の2回戦から自慢の投手陣4人が投げ、4試合連続の無失点で快進撃を続け、その目標に、また一歩近づいた。
先発登板した生田目翔(3年)が郡山商打線を7回まで3安打、継投の有馬広隼(3年)が無安打に抑え、コールド勝ちを演出した。増田監督は「約束は、もはや選手たち自身の手で守られている」と一戦一戦を戦い抜く中でナインの成長を実感。投手陣の女房役を務める主将高田慎太郎(3年)は「無失点で抑えるという約束は大事だが、それにこだわりすぎず、相手より1点多ければ勝ちになる」とあくまでも勝利を前提とする。
準決勝の相手は、速球が自慢のエース久保慧太(3年)を擁する東日大昌平。しかし、生田目は「投手戦にはならない」ときっぱり。攻略できる自信を見せる。高田も「(久保は)速い直球だけに頼らず、変化球も投げられる実力者」と認めた上で、「スイングを小さくすれば、速い投手が相手でも打てると思う」と意気込んだ。
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>>>> 《
7月22日の試合結果 》 |
◎―― いわきグリーンスタジアム ――◎
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学法福島先制及ばず 王者聖光苦しめる |
▽準々決勝
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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聖光学院
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0
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3
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1
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1
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0
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5
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学法福島
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1
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1
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光る小技、光南競り勝つ 白河実、相手上回る8安打も |
▽準々決勝
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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白河実
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0
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1
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0
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0
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1
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0
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0
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0
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0
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2
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光南
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2
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1
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0
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0
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0
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0
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1
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x
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4
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◎―― あいづ球場 ――◎
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昌平が白河振り切る エース久保が投打に活躍 |
▽準々決勝
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1
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9
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計
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白河
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1
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0
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1
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東日大昌平
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0
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1
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2
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0
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1
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0
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0
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x
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4
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日大東北”完封ロード” 郡山商を8回コールド |
▽準々決勝
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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日大東北
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1
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0
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0
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1
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0
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3
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1
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1
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7
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郡山商
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0
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0
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0
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0
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(8回コールド)
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(2009年7月23日 福島民友・高校野球ニュース) |