第91回全国高校野球選手権福島大会は10日、89校が出場し、いわき市のいわきグリーンスタジアムをメーン会場に開幕した。開会式では、前回優勝の第1シード聖光学院を先頭に89校の球児が入場行進した。
開会式では、平工の吉田拓郎選手(3年)を先導役に、昨年より2校少ない89校が元気良く入場した。統合後初の夏の大会となる修明、統合を控える喜多方工と喜多方商の選手たちも力強い足取りで行進した。宗像治県高野連理事長が開会宣言を行い、前回優勝校の聖光学院の松本剛主将(3年)が優勝旗を返還した。
岩渕賢美県高野連会長は「参加選手には、ひるむことなく、悔いのない戦いをしてくれることを強く願う」とあいさつ。来賓の松本友作副知事が祝辞、大会審判委員長の花沢興一県野球連盟会長が励ましの言葉を述べた。
湖南の橋本健史主将(3年)が選手宣誓を行い、球児たちの熱い夏が幕を開けた。
会期は14日までの前期5日間と18日から24日までの後期7日間(移動日を含む)の計12日間。順調に試合が消化されれば、決勝は24日、いわきグリーンスタジアムで行われる。
メンバー紹介とともに各校の戦力を分析する。
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