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郡山商サヨナラで接戦制す/秋季高校野球県大会

郡山商サヨナラで接戦制す/秋季高校野球県大会

【田島−郡山商】9回裏郡山商1死一塁、石塚の左中間への安打で一走吉田奨が生還しサヨナラ勝ち、歓声を上げベンチを飛び出す郡山商ナイン。投手渡部(左)、捕手広野=あいづ球場

 第61回秋季東北地区高校野球県大会第3日は20日、白河市の白河グリーンスタジアムと天狗山球場、会津若松市のあいづ球場、会津坂下町の鶴沼球場の4球場で1回戦の残り8試合を行った。郡山商は会津第1代表の田島と接戦の末、5−4でサヨナラ勝ち。初回に大量10点を挙げた会津農林は、相馬の追撃を振り切り、13−9で勝利。県北第1代表で4連覇が懸かる聖光学院は、同地区の福島南を8−1のコールドで下し、好発進した。白河は終盤に田村から決勝点を奪い、6−4で勝った。県南第1代表の光南は会津学鳳を8−2で破り、順当に駒を進めた。このほか郡山北工、いわき光洋、小高工が2回戦進出を決めた。第4日の21日は、4球場で2回戦8試合を行う。

 田島との接戦制す
 9回裏1死一塁、郡山商の7番石塚孝典(2年)の放った快音が球場に響き、客席は歓声と落胆の声で揺れた。「今でもあの感触が残っている」。試合後、石塚は値千金の一振りを振り返った。
 郡山商は最終回に1死から吉田奨(2年)が出塁。打席には3回に逆転スクイズを決め、流れに乗る石塚。絶好の場面で相馬伸介監督はエンドランのサインを送った。
 「思い切り振り抜こう」。心に決めた石塚は初球に集中、甘く入った直球を左中間にはじき返した。一走吉田奨は勢いよく頭から本塁に生還した。「本塁しか見えなかった」と吉田奨。郡山商ベンチからは喜びに沸くナインが次々とグラウンドに飛び出した。
 劇的な逆転サヨナラで勝利を収めた郡山商。吉田奨は「簡単なミスが目立った。そこを改善して次戦に臨みたい」と、早くも2回戦に目を向けた。

       >>>> 《 9月20日の試合結果 》
◎―― 白河グリーンスタジアム ――◎
      聖光コールド発進 福島南、3失策響く
 ▽1回戦
福島南
0
0
0
0
0
0
1
0
 
1
聖光学院
0
0
0
2
0
0
4
2x
 
8
                                            (8回コールド)
      郡山北工、猛攻17安打 清陵情報にコールド勝ち
 ▽1回戦
郡山北工
0
4
0
2
1
0
0
6
 
13
清陵情報
0
0
1
0
1
0
0
0
 
2
                                            (8回コールド)
◎―― 天狗山球場 ――◎
      いわき光洋、序盤主導権 県立石川、粘り及ばず
 ▽1回戦
県立石川
0
0
0
0
0
0
0
2
いわき光洋
3
2
0
0
1
0
1
0
0
7
      会津農林、初回大量10点 相馬、猛追もあと一歩
 ▽1回戦
会津農林
10
0
0
1
0
0
0
1
1
13
相馬
0
1
1
0
1
0
6
0
0
9
◎―― あいづ球場 ――◎
      郡山商サヨナラ 田島との接戦制す
 ▽1回戦
田島
2
1
0
1
0
0
0
0
0
4
郡山商
2
1
1
0
0
0
0
0
1x
5
      小高工、終盤に連打 いわき海星散発6安打
 ▽1回戦
いわき海星
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
小高工
0
0
0
0
0
1
1
2
×
4
◎―― 鶴沼球場 ――◎
      光南、三回集中打 会津学鳳から逃げ切る
 ▽1回戦
光南
0
0
5
0
0
0
0
0
3
8
会津学鳳
0
0
0
0
0
1
0
0
1
2
      白河、好機に着実 田村攻勢も要所でミス
 ▽1回戦
田村
0
0
1
0
0
3
0
0
0
4
白河
0
1
2
1
0
0
0
2
×
6
(2009年9月21日 福島民友・高校野球ニュース)
 

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