会津農林、夏の悪夢を払う勝利 選手ら一回り成長
夏の大会では2回戦で相馬と当たり、7回に10点差を逆転され、苦汁をなめた会津農林。今大会から4番を打つ上野康平(2年)は、夏の雪辱を果たし、ほおをほころばせた。
初回に上野の適時2塁打などで大量10点を奪った会津農林。しかし7回、相馬が7安打6点の猛攻を見せ、2点差まで詰め寄った。「悪夢がよみがえった」と上野。チームには1時、暗いムードが漂ったが、栗城一郎監督の「試合は九回まである」とのげきで、選手らの目が覚めた。8、9回にも打線がつながり、逃げ切りに成功。夏の悪夢を振り払い、選手らが一回り成長した。
(2009年9月21日 福島民友・高校野球ニュース)
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