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秋季高校野球県大会、4強決まる
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須賀川−福島】福島打線を5安打1失点に抑え、完投した須賀川のエース服部=白河グリーンスタジアム
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第61回秋季東北地区高校野球県大会第5日は26日、白河市の白河グリーンスタジアムと天狗山球場で準々決勝4試合を行い、後半戦がスタート。
4連覇が懸かる聖光学院をはじめ、東日大昌平、日大東北、須賀川が準決勝に進出した。日大東北は勿来工との打撃戦を制し、2年連続のベスト4入り。須賀川は効果的に得点して福島を破り、11年ぶりの4強入り、40年ぶりの東北大会出場を狙う。東日大昌平は小高工をコールドで下し4年ぶり、聖光学院は機動力野球でいわき光洋を振り切り、準決勝に駒を進めた。
第6日の27日は、白河グリーンスタジアムで準決勝2試合を行う。対戦カードは、日大東北−須賀川、聖光学院−東日大昌平。
須賀川11年ぶり4強
須賀川が40年ぶりの東北大会出場に王手をかけた。伝統校の福島に対し11安打を放ち、エース服部が被安打5の好投で反撃を1失点に抑え、投打で相手を上回った。
支部大会終了後、県大会に向けナインは打撃面の強化を課題に挙げた。練習でも「とにかく振ることにした」と木村保監督。その成果が11年ぶりの4強入りという結果につながった。
3安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した佐藤元紀(1年)は「打撃には自信があったので、チャンスが来れば全部自分で決めるという気持ちだった。ヤマを張って強気で振っていった」と自身の打撃に合格点を与えた。
開会式の選手宣誓で主将の関根悠記(2年)が誓った「一人の人間、一人の男として心技体を磨き上げ、我々の聖地・甲子園を目指して真っ向勝負する」。その言葉を胸に、ナインは甲子園へとつながる1勝を奪いに準決勝へと挑む。
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>>>> 《
9月26日の試合結果 》 |
◎―― 白河グリーンスタジアム ――◎
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須賀川が粘勝 福島、痛い5回の逸機 |
▽準々決勝
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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須賀川
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1
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0
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0
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1
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0
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0
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0
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1
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0
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3
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福島
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0
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0
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0
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0
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1
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0
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0
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0
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0
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1
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昌平がコールド勝ち 小高工、4回以降は無安打 |
▽準々決勝
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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小高工
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1
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0
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1
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0
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0
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0
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0
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0
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2
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東日大昌平
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1
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0
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2
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0
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2
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1
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2
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1x
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9
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(8回コールド)
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◎―― 天狗山球場球場 ――◎
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日大東北が打撃戦制す 勿来工、14残塁響き涙 |
▽準々決勝
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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日大東北
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0
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0
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0
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3
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4
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3
|
0
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0
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0
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10
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勿来工
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0
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0
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3
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2
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0
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0
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0
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1
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1
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7
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聖光が機動力で着々加点 いわき光洋、逆転弾実らず |
▽準々決勝
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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計
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いわき光洋
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0
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0
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0
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2
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0
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1
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0
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1
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0
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4
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聖光学院
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0
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0
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1
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2
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3
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0
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1
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0
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x
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7
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(2009年9月27日 福島民友・高校野球ニュース) |