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▽3位決定戦
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東日大昌平に”東北切符” エース引地が完封
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【須賀川−東日大昌平】被安打4、11奪三振で完封した東日大昌平のエース引地=白河グリーンスタジアム
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第61回秋季東北地区高校野球県大会最終日は28日、白河市の白河グリーンスタジアムで決勝と3位決定戦を行った。3位決定戦では、東日大昌平が5−0で須賀川を圧倒し、4年ぶり2度目の東北大会出場を決めた。
初回に三者三振で絶好調を見せつけた東日大昌平のエース引地航(2年)。緩急つけた変化球でコーナーを突き、自己最多の11三振を奪い完封した。
準決勝の聖光学院戦は押田英駿(2年)が先発し7回を投げ5失点、敗北の責任を感じ落ち込む押田に「自分がかたきを取ってくる」と誓った引地。7回まで被安打2、走者を出しても焦ることなくきっちり内野ゴロで打ち取り、須賀川に三塁を踏ませなかった。
8回、2連打を浴び招いた1死二、三塁には「ピンチの時こそ燃える」と強気で腕を振り抜き、後続を三振、内野ゴロに仕留めた。
リードした捕手村上瑞男(2年)は「今までで一番の投球。百点満点」とたたえた。吉田幸祐監督も「バッテリー中心の守りができていた。引地は投球も落ち着き、成長した」と満足そう。「東北大会でも攻めの姿勢で臨みたい」と引地。強い気持ちと自信を胸に東北の舞台での活躍を誓った。
(2009年9月29日 福島民友・高校野球ニュース)
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