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聖光学院野球部・斎藤監督が強豪校の指導法紹介
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強豪校の指導法を語る斎藤監督
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田村市体育協会(安瀬全孝会長)は24日、田村市常葉町の常葉公民館で初めてのスポーツ講演会を開き、チームを春夏通算8度甲子園に導いた聖光学院高野球部の斎藤智也監督が講演、甲子園常連の強豪校に育て上げた指導法を語った。
「甲子園の道―野球は、性格のスポーツ」の演題で講演した斎藤監督は、甲子園初出場となった2001(平成13)年の夏の大会で大敗した苦い経験を振り返り、「必死に甲子園を目指したが、大敗で皆さんに申し訳ないという一念になった。甲子園に2度と行きたくないと思うほどの残酷さを経験した」と話した。
しかし、斎藤監督は「逆境からの再生」をキーワードに挙げ、「試練を前向きに受け止め、どん底から再出発を誓った」と強調。「あの時の屈辱や虚無感、失望感がなかったら、ここまで頑張れなかった。試練に感謝しなければ、指導に勢いがつかなかった」と語った。
会場には市内のスポ少や中学生の球児、指導者、保護者ら約340人が詰め掛け、斎藤監督の講演に熱心に聞き入った。
講演後は、常葉中野球部の浦山竜太郎主将が斎藤監督に花束を贈り、安瀬会長が謝辞を述べた。
(2010年1月26日 福島民友・高校野球ニュース)
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