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史上初、引き分け再試合 春季高校軟式野球県大会・決勝

史上初、引き分け再試合 春季高校軟式野球県大会・決勝

【修明鮫川−平工】10回裏平工1死三塁、松本が投前にスクイズを決め同点。捕手松崎=大熊町総合スポーツセンター野球場

 第4回春季東北地区高校軟式野球県大会第3日は31日、大熊町総合スポーツセンター野球場で決勝を行った。4連覇が懸かる平工と初優勝を目指す修明鮫川が対戦、延長十五回を戦い、3−3の同点で、大会規定により引き分け再試合となった。1日に同球場で午前10時から再試合を行う。
 県高野連によると、軟式高校野球の県大会で延長十五回の引き分け再試合となったのは、確認できる記録で春、夏、秋を通じて史上初めて。
 延長十五回までもつれた投手戦は、同点のまま決着がつかず、引き分け再試合となった。
 修明鮫川は初回、捕逸などの敵失に乗じて2点を先制、試合の主導権を握った。平工は四回、木内の右前適時打などで2得点、同点。この後、両校とも少ない好機を得点に結び付かせることができず、エースの投げ合いが続いた。
 修明鮫川は延長十回、暴投に乗じて勝ち越し、勝利を手中に収めたかに見えたが、平工はその裏、松本がスクイズで得点、試合を振り出しに戻した。
(2010年6月1日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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