当選券を引き当て、闘志を見せるいわき海星の石井主将

　「正直、びっくりした」。希望者６９人の中から選手宣誓の権利を獲得した、いわき海星主将の石井敏暉（３年）は満面の笑みを浮かべながら、当選券を引き当てた感想を語った。
　抽選会の朝に“立候補”を決めたという石井。「チームメートや先生と話し合いながら文章を考えたい。大きな声で選手宣誓したい」と意気込みを語った。

　各校主将闘志燃やす
　４連覇を狙う聖光学院主将の村島大輔（３年）は「３年生にとって最後の大会。集中して一戦一戦勝ち抜きたい」と意気込んだ。聖光学院は初戦の２回戦で、一昨年の決勝で戦った郡山商と対戦する。
　一方、喜多方桐桜主将の井上宗知（３年）は“初の夏の大会”に闘志を燃やす。喜多方工と喜多方商が統合し４月に誕生した同校にとっては、初めての夏の大会。井上は「チームワークで勝ち上がりたい。まずは初戦に集中したい」と抱負を語った。
（２０１０年６月２５日　福島民友・高校野球ニュース）