夏の高校野球福島大会9日開幕 郡山で開会式リハーサル
|
本番を前に行われた入場行進のリハーサル=開成山球場
|
第92回全国高校野球選手権福島大会は9日、郡山市の開成山球場をメーン会場に開幕する。開会式前日の8日は、同球場で開会式のリハーサルが行われ、大会関係者が本番に向け選手入場や式中の立ち位置などを確認した。
リハーサルでは、司会を務める大槻光さん(郡山商3年)と阿部千栄美さん(帝京安積3年)が選手入場の際のアナウンス内容などを確認。続いて2人の進行に合わせて、野本健斗君(郡山北工3年)を先導役に、大会旗、プラカードを手にした生徒たちが入場行進の流れなどを確認した。
開会式は9日午前10時から。式後の正午から、同球場で1回戦の郡山北工−田村の1試合を行う。今大会には88校が出場。甲子園を目指し激闘を繰り広げる。
会場は、メーンの開成山球場のほか、あいづ球場(会津若松市)、いわきグリーンスタジアム(いわき市)、あづま球場、信夫ケ丘球場(福島市)、白河グリーンスタジアム(白河市)、しらさわグリーンパーク野球場(本宮市)となる。準決勝は22日、決勝は23日にいずれも開成山球場で行う。
司会2人も意気込み
開会式進行の大役を務める大槻光さん(郡山商3年)と阿部千栄美さん(帝京安積3年)は「緊張するが88校を間違えず読み上げたい。2人の息はぴったり」と本番に向けての自信をのぞかせた。
マネジャーとして選手を支えてきた2人。阿部さんは「3年間頑張る選手の姿を見てきた。呼び上げられる学校名は選手たちにとって誇りなので絶対に間違えない」と意気込み、大槻さんは「3年生は最後の大会。最後の一球まであきらめず悔いなく戦ってほしい」とエールを送った。
(2010年7月9日 福島民友・高校野球ニュース)
|