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四倉猛打13点で大勝 郡山痛恨の押し出し

四倉猛打13点で大勝 郡山痛恨の押し出し

【四倉−保原】6回表四倉1死満塁、遠藤太のスクイズで勝ち越しのホームを踏む三走根本。捕手菊池=開成山球場

 第92回全国高校野球選手権福島大会第5日は13日、郡山市の開成山球場など4会場で2回戦9試合を行った。1点を争う接戦となった安達―郡山は、安達が9回に押し出し四球で4―3の逆転サヨナラ勝ち。四倉は中盤に打線が爆発、終盤にも効果的な攻撃で突き放し、13―6で保原に大勝した。原町は先制を許しながらも粘り強く得点を重ね、葵に逆転勝ち。安積はエース永山が2戦連続で無失点の投球、5―0で只見に快勝した。両校とも2けた安打の乱打戦となった小高工−福島は小高工が延長10回に粘る福島を振り切り、8―7で初戦を飾った。いわきグリーンスタジアムで予定されていた全2試合、開成山球場の第3試合、白河グリーンスタジアムの第3試合は雨天のため順延となった。大会第6日の14日は、開成山球場など3会場で2回戦の残り4試合を行う。

 「バントの名手」遠藤が仕事 勝ち越しスクイズ決める
  両校2けた安打の乱打戦を制した四倉だが、先制点、勝ち越し点を挙げたのはバントの名手の「小技」だった。
 5点差を追い付かれた直後の6回。1死満塁で打席に入った四倉の2番遠藤太樹(2年)に大友研也監督が出したのはスクイズの指示。バントの名手としてナインからの信頼が厚い遠藤。勝ち越しのホームを踏んだ根本康平(2年)は「全く迷わずにスタートを切った」と振り返った。三回無死満塁から先制した場面でも大友監督からはスクイズのサイン。野選を誘う絶妙のバントで得点を演出した。
 実は9日のバント練習中に左中指を骨折していた遠藤。保原戦は痛み止めを飲んでの志願の出場だった。試合後は「指の痛みは強くあったが、バントを決める自信はあった」と誇らしげな表情。小技で勝利を引き寄せた遠藤は「次戦も痛みをこらえ、バントで勝利に貢献する」と力強く誓った。

       >>>> 《 7月13日の試合結果 》
◎―― 開成山球場 ――◎
      「バント名手」遠藤が仕事 保原投手陣踏ん張れず
 ▽2回戦
四倉
0
0
5
0
0
4
1
0
3
13
保原
0
0
0
1
4
0
1
0
0
6
                                            
      福島東8回コールド 県立石川は打線沈黙
 ▽2回戦
福島東 
0
0
3
0
0
3
1
2
 
9
県立石川 
1
0
0
0
0
0
0
0
 
1
                                            (8回コールド)
      〔第3試合〕(雨天中止)
 ▽2回戦
西会津 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
帝京安積 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                            
◎―― あづま球場 ――◎
      郡山、安達ニサヨナラ四球 安達、冷静に球を見極め
 ▽2回戦
郡山
0
1
0
2
0
0
0
0
0
3
安達
0
0
0
0
0
1
2
0
1x
4
                                            
      小高工十回勝ち越し 福島との乱打戦制す
 ▽2回戦
10
小高工
2
0
0
4
0
0
0
0
0
2
8
福島
0
3
0
0
1
0
2
0
0
1
7
                                            (延長10回)
      新地が打ち勝つ 須賀川桐陽、猛追届かず
 ▽2回戦
新地 
0
0
3
0
6
0
0
0
1
10
須賀川桐陽 
1
0
0
0
1
0
3
0
2
7
                                            
◎―― 白河グリーンスタジアム ――◎
      投打がっちり、白河10点快勝 福島成蹊散発3安打
 ▽2回戦
福島成蹊
0
0
0
0
0
 
 
 
 
0
白河
2
5
1
1
1x
 
 
 
 
10
                                    (5回コールド)        
      安積、好機で着実 永山、只見を8安打完封
 ▽2回戦
只見 
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
安積 
0
0
0
1
0
2
0
2
x
5
                                            
      〔第3試合〕(雨天中止)
 ▽2回戦
長沼 
 
 
 
 
 
平工 
 
 
 
 
 
                                            
◎―― あいづ球場 ――◎
      喜多方、中盤に集中打 橘破り、7年ぶり初戦突破
 ▽2回戦
喜多方
1
0
0
5
0
2
5
 
 
13
1
0
0
0
0
1
0
 
 
2
                                            (7回コールド)
      原町競り勝つ 葵、追加点が遠のく
 ▽2回戦
2
0
0
0
0
0
0
0
0
2
原町
0
0
0
1
1
0
0
1
x
3
                                            
◎―― いわきグリーンスタジアム ――◎
      〔第1試合〕(雨天中止)
 ▽2回戦
磐城桜が丘
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
光南
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                            
      〔第2試合〕(雨天中止)
 ▽2回戦
平商
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
双葉翔陽 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                            
(2010年7月14日 福島民友・高校野球ニュース)
 

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