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木村記録員、感激の涙 本大会唯一ベンチ入りの女子部員
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【四倉―保原】初戦突破を果たし、感激で目を潤ませながら、応援席にあいさつする女子部員で記録員の木村(左)とナイン=開成山球場
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「みんなと校歌を歌えてよかった」。整列後、選手と共に応援席に向かって礼をした四倉の記録員木村沙莉(3年)の目は涙であふれていた。
マネジャーとしてではなく本大会で唯一ベンチ入りを果たした女子部員。ナインのスコアを記録することで、夏の大会に参加した。「ベンチもナインも一体だった」。試合に出たい気持ちを抑えながら19安打1本1本をスコアブックに記し、ベンチの中で共に戦った。
大友研也監督に誘われ、選手になったのは昨年8月。他の部員の道具を借り、一塁手として練習を積んできた。木村は「1日でも長くみんなと練習していたい。(春の県大会で敗戦を喫した)磐城に当たるまで勝ち続ける」と力強く話す。チームが勝利を重ねる限り、木村の夏は終わらない。
(2010年7月14日 福島民友・高校野球ニュース)
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