minyu-net

スポーツ ホーム 県内ニュース 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 
> 高校野球ニュースTOP > 全国高校野球福島大会ニュース

夏の福島大会「4強決定」 白河が18年ぶり名乗り

夏の福島大会「4強決定」 白河が18年ぶり名乗り

【福島東―白河】7回表白河2死満塁、緑川の左中間への二塁打で一走深谷が生還、一挙3点を奪って逆転。捕手渡辺友=あづま球場

  第92回全国高校野球選手権福島大会第9日は20日、郡山市の開成山球場と福島市のあづま球場で準々決勝4試合を行った。聖光学院と小高工、白河、光南の4校がベスト4に名乗りを上げた。
 第1シード聖光学院は中盤に集中打で得点を重ねて堅守の会津工に5−1で勝利、4年連続9度目のベスト4入り。白河は2点のリードを許しながらも終盤に逆転、5−3で福島東を下し、18年ぶり4度目の4強。小高工は10−1の7回コールドで磐城に快勝、2年ぶり4度目の準決勝進出。光南は序盤のリードを確実に守り切り、3−1で原町に勝ち、2年連続5度目のベスト4入りを果たした。
 大会第10日は22日、開成山球場で準決勝を行い、聖光学院と小高工、白河と光南が決勝進出を懸けて対戦する。 

 光る勝負強さ 緑川賢、決勝タイムリー
 転がり込んできたチャンスは逃さない。7回2死満塁の好機。一気の逆転劇で勝負の行方は白河に傾いた。緑川賢(2年)が走者一掃の二塁打。白河打線の勝負強さが発揮された場面だった。
 序盤、福島東の先発市川草士(2年)の高めのボールに打線が沈黙した白河。中盤に箭内寿之監督からナインに指示が出された。「ポイントを前に、踏み込んで打て」。対応力が売りの打線は監督の指示を体現した。
 7回、先頭の小林北斗(3年)の中前打で口火を切ると、2死から連続四死球。緑川に勝負の打席が巡ってきた。この回に市川から継投した福島東のエース一條翼(3年)から、外角高めに直球が投げ込まれた。
 緑川はコンパクトにバットを振り抜く。打球は左翼手の頭上を越えた。緑川は「抜けると思わなかった。気持ちが乗り移った打球だった」と興奮冷めやらぬ様子で打席を振り返った。
 準決勝の相手は同地区のライバル、光南。「一日でも長く3年生と一緒に試合をしたい」。緑川はライバル対決への気持ちを力強く語った。

       >>>> 《 7月20日の試合結果 》
◎―― 開成山球場 ――◎
      聖光、王者の底力
 ▽準々決勝
会津工
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
聖光学院
1
0
0
1
0
2
1
0
×
5
                                            
      小高工、鮮やか集中打
 ▽準々決勝
小高工
0
0
4
0
1
3
2
 
 
10
磐城
1
0
0
0
0
0
0
 
 
1
                                            (7回コールド)
◎―― あづま球場 ――◎
      光南の中軸つながる
 ▽準々決勝
光南
1
0
2
0
0
0
0
0
0
3
原町
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
                                            
      白河、18年ぶり名乗り
 ▽準々決勝
白河
0
0
0
0
0
2
3
0
0
5
福島東
0
1
0
0
1
0
1
0
0
3
                                            
(2010年7月21日 福島民友・高校野球ニュース)
 

福島民友新聞 購読ご案内

ご購読のお申込

会社案内
会社概要|▶支社・支局のご案内|▶窓の投稿
広告局のページ|▶福島民友愛の事業団
社内見学|▶移動編集局|▶民友メールアドレス

 民友携帯サイト
   NEWSmart

右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。

QRコード
 

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN