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聖光、王者の底力 会津工に快勝
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【聖光学院―会津工】4回裏聖光学院1死二塁、斎藤の左前打で二走三瓶が逆転のホームイン。捕手角田=開成山球場
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中盤から流れをつかんだ聖光学院が得点を重ね、会津工に快勝した。
先制を許した聖光学院は1回1死二、三塁から、捕逸で1点を返し、振り出しに戻すと、4回1死二塁、斎藤の左前打で二走三瓶がかえり逆転。6回には3連打で2点を加え、7回に先頭歳内の左越え本塁打でダメ押しした。
会津工は初回、高久の右中間を破る二塁打を足掛かりに先制したが、打線がつながらなかった。
抜群の集中、斎藤3安打
先制の適時打を放ち、3安打1打点の活躍を見せた聖光学院の斎藤英哉(3年)は「来た球をしっかりと見極めた」と集中して臨んだ打席を振り返った。
2回の第1打席に左中間を破る三塁打を放ったが、後続が倒れ、得点につながらなかった。切り替えて臨んだ4回、1死二塁で迎えた第2打席。体が反応したという球は1打席目と同じ外角の直球。左前にはじき返し、二走三瓶央貴(3年)を生還させる勝ち越し打となった。
日ごろの練習から試合に臨む気持ちで取り組んできたという斎藤は「その瞬間にどれだけ集中できるかを磨いてきた」と練習の成果に手応えを感じている。
(2010年7月21日 福島民友・高校野球ニュース)
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