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一打同点、快音は響かず 立ち尽くす白河の佐藤

一打同点、快音は響かず 立ち尽くす白河の佐藤

【白河―光南】9回表白河2死三塁、見逃し三振に倒れ、ぼうぜんと立ち尽くす佐藤と勝利に沸く光南ナイン=開成山球場

 9回2死三塁、一打同点の場面で打席に立った白河の佐藤克也(3年)は外角直球を見逃し三振、打席に立ち尽くした。
 中前打で出塁、三塁まで進んだ深谷凌平(3年)は「お前に任せた」と佐藤に声を掛けた。打撃練習の相手をするなど多くの練習を共にしてきた2人。「凌平のためにもつなぎたい」。佐藤は気持ちを込めたが、快音は響かなかった。
 試合後、互いのチームをたたえ合う両校。全力を出し切った白河の甲子園への思いは光南に託された。

 2年生バッテリー「もっとでっかく」
 
2年生バッテリーのこの夏は終わった。白河のエース辺見直也(2年)は「3年生の夏を終わらせてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」と、むせび泣いた。
 直球と変化球のコンビネーションで、18年ぶりの4強入りの原動力となった。しかし、この日は、直球の制球が定まらない立ち上がりを光南打線に狙われた。
 「(辺見の)持ち味を生かし切れなかった」。捕手の小松雅人(2年)は目を赤くしながら語った。
 夏は終わってしまったが、3年生から受け継いだものがある。あきらめない気持ちだ。「もう一回りも二回りもでっかくなりたい」。辺見は敗戦をバネに成長を誓った。
(2010年7月23日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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