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聖光「次は全国制覇」 スタンドでは応援合戦“白熱”
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優勝を信じ攻めの姿勢で声援を送る聖光学院の生徒たち
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郡山市の開成山球場で23日に行われた第92回全国高校野球選手権福島大会決勝。勝てば4年連続甲子園出場の聖光学院と4年ぶり出場が懸かる光南。両ナインが甲子園への熱い思いでせめぎ合った好ゲームは、応援を送るスタンドを一層燃え上がらせた。ナインを後押ししようと両スタンドからは声をからせての声援が響き、試合が終了すると、健闘をたたえる拍手が球場を包んだ。
先制の好機となった5回表1死満塁。聖光学院の2番根本康一選手(3年)が初球を振り抜き打球が舞い上がると、約400人の生徒で埋まった一塁側聖光応援スタンドは、一瞬の静寂に包まれた。打球が中堅手の頭上を越えると悲鳴の交じった歓声がスタンドにとどろいた。黄色のメガホンの揺れの激しさが喜びの大きさを表していた。
校歌を歌い終えたナインがスタンドに向かうと応援団は「おめでとう」と勝利を祝福。「次は全国制覇」との声援を送り、ナインたちに大きな期待を寄せていた。
光南が3点を失った5回表の危機。三塁側の光南スタンドには笑顔と大書きしたプレートが応援席に掲げられた。笑顔をモットーに勝ち進んだ光南。応援団長の薄井るみさん(3年)は失点後「焦らなくていい、声を出そう」と明るく呼び掛けた。
最終打者が倒れても、スタンドには「ありがとう」の声が響いた。生徒たちは応援席に駆け寄る選手を笑顔で出迎えた。
(2010年7月24日 福島民友・高校野球ニュース)
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