準優勝の報告をする鈴木主将（左から３人目）

　第９２回全国高校野球選手権福島大会で準優勝に輝いた光南高野球部の選手たちは３日、結果報告のため、矢吹町役場を訪れた。
　同校は、準決勝で白河高との県南勢同士の激闘を制し、決勝に進出した。決勝では大会史上初の４連覇を狙う聖光学院と激突。惜しくも敗れ、４年ぶり２度目の甲子園出場は逃したものの、第一シードの聖光学院を相手に堂々としたプレーを披露し、高校野球ファンを沸かせた。
　役場には鈴木雅土主将、柳沼陽一校長、同校野球部の加藤直樹部長、藤岡暁顧問が訪れた。柳沼校長が野崎吉郎町長に準優勝を報告した後、鈴木主将が「最高の仲間と決勝まで戦うことができて本当に良かった」と大会を振り返った。野崎町長は「もう一度甲子園を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
（２０１０年８月５日　福島民友・高校野球ニュース）