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好返球、根本ピンチ救う チームに勢い付ける

好返球、根本ピンチ救う チームに勢い付ける

【聖光学院―広陵】6回表広陵2死一、二塁、丸子の中前打を中堅根本が本塁へ好返球。得点を許さず=甲子園

 6回2死一、二塁からの中前打を捕球すると、本塁への好返球で二走を刺し、ピンチを救った中堅根本康一(3年)。「アウトか微妙だったけど、判定を見てほっとした」。チームを勢い付かせたプレーを振り返った。
 一打で流れが変わる場面で打たれた中前打。球場が歓喜と落胆に包まれる中、機転を利かせて浅めに守っていた根本は迷わずに本塁へ送球。目の覚めるような返球に待ち構えた捕手星祐太郎(3年)も「いける」と直感。回り込む走者にグラブを押し付けた。「打球が来たら絶対、刺してやろうと待っていた」。救世主は晴れ晴れとした表情だった。

 捕手・星が気迫の堅守
 3年前の3回戦で敗れた広陵との再戦を制した聖光学院。エース歳内宏明(2年)の完封劇を巧みなリードで支えた捕手星祐太郎(3年)は「自分のできることをやり切れたことが一番うれしい」と顔をほころばせた。
 「広陵があまり狙ってこない変化球を多用した」。星は相手をよく観察し、勝つために一番有効な手段を模索し、実行した。直球を見せ球に変化球で締める。歳内の持ち味を引き出した好リードだった。
 「次に向けて気を引き締め直したい」。最後の甲子園の夏は始まったばかりだ。
(2010年8月13日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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