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歳内、投打に獅子奮迅 10奪三振の快投

歳内、投打に獅子奮迅 10奪三振の快投

【聖光学院−履正社】4回表、履正社を2者連続三振に抑え雄たけびを上げる聖光学院のエース歳内=甲子園

 強豪撃破の波は止まらない。エース歳内宏明(2年)の右腕がうなりを上げた。連戦のマウンドをものともしない快投を大観衆の前で見せつけた。
 履正社打線のバットが空を切る。7、8回を除く毎回の10奪三振。そのすべてを空振りで仕留めた。速く、そして鋭く縦に落ちる伝家の宝刀「スプリット」に加え、直球も効果的に決まった。
 「どんどん振ってくるチーム」。試合前から履正社打線を分析していた捕手星祐太郎(3年)は、変化球中心のリード。序盤からスプリットを多用し、三振の山を築くと、歳内は勢いを増した。
 中盤からは疲れからか、変化球が抜けた。そこは星が機転を利かした。「(履正社打線が)直球に負けていた」。直球中心の組み立てに変えた。初戦の広陵戦ほどの球速が出ない中で、あえて直球勝負を挑み、勝利をもぎ取った。
 歳内はバットも火を噴き、2打点の活躍。5回1死の場面では、初球に入ってきた外角の変化球を捕らえ、左翼スタンドに運んだ。
 投打で獅子奮迅の活躍に斎藤監督は「大したもの」と太鼓判を押した。しかし、歳内の心はぶれない。「これまで通り地道にやり切るだけ」。2年生エースは、さらに頼もしさを増した。
(2010年8月17日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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