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▽準決勝
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×
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日大東北光る足攻 好機生かし着実加点
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【日大東北−原町】4回裏日大東北2死三塁、左中間を破る三塁打を放った鹿目が送球ミスの間に生還=開成山球場
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足攻で畳み掛け、着実に得点を重ねた日大東北が原町を振り切った。
日大東北は2回、鹿目の右中間を破る適時三塁打で先制。同点とされた4回、先頭の内山が中前打で出塁すると、盗塁と武中の左前打で1死一、三塁とし、捕逸で勝ち越し。鹿目の左中間を破る三塁打と敵失で2点を奪い、7回には3長短打で一挙4点、ダメ押しした。
原町は13三振を喫しながらも、4回に山田の三塁打から同点に追い付き、8回にも1点を返して粘ったが、大量失点が重くのしかかった。
鹿目、復活三塁打 勝利を演出
4回2死三塁の第2打席。日大東北の7番鹿目拓也(1年)は「積極的にいった」との言葉通りフルカウントから6球目の低めの直球を振り切った。左中間を破った打球。返球は三塁を目指す鹿目の前で乱れ、本塁へ一気に駆け抜けた。迷いを振り切った一打に鹿目はダイヤモンドを一周し、雄たけびを上げた。
3年連続の東北大会出場を懸けた原町戦。支部予選までは1年生ながら4番を任されていたが、打撃不振から県大会に入って打順を下げていた。「どの球を打てばいいのか悩み、消極的になっていた」。追い込まれてボール球に手を出し、準々決勝の学法石川戦も無安打に終わった。「悔しかった」。しかし、この日は違った。1打席目にもフルカウントに追い込まれながら、右中間にはじき返す三塁打で先制点を演出するなど2打点の活躍で勝利の立役者となった。
試合の流れを決定づけた鹿目の活躍に中村猛安監督は「鹿目らしい勝負強い打撃をしてくれた」とほほ笑んだ。決勝の相手は3年連続で聖光学院。鹿目は「勝つ気持ちで向かえば結果は付いてくるはず」と強い決意で決勝に臨む。
(2010年9月25日 福島民友・高校野球ニュース)
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