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「球に食らいついた」 日大東北ナインが手応え
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【聖光学院−日大東北】試合終了後、肩を落としベンチに引き揚げる日大東北ナイン=開成山球場
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「空振りしないよう球に食らいつく」。日大東北ナインが大会を通じて胸に刻んだプレースタイルは、夏の甲子園大会を沸かせた聖光学院のエース歳内宏明(2年)の前に封じられ、あと1歩のところで優勝を逃した。中村猛安監督は「やりたい野球ができなかった」と悔しさに声を震わせた。
散発5安打に抑えられた打線で、ともに2安打と気を吐いた内山輝久(2年)と渡辺儀之(2年)。2人は「強い気持ちで球に食らいついた」と口をそろえた。
最終打者になった6番内山尚大(2年)は、「自分の力不足」と唇をかんだが、チームが信条としている「粘り」を見せての結果だった。
敗れたものの、ナインは好投手の歳内を相手に「直球は対処できる。変化球と直球の投げ分けは見えた。変化球に手を出さなければ打てる」と手応えをつかんだ。敗戦の悔しさとともに持ち前の粘りを発揮できた収穫を糧に成長を誓った。
(2010年10月5日 福島民友・高校野球ニュース)
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