５年連続１１度目の出場の聖光学院ナイン

　試合に先立ち山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムで行われた開会式には、各県大会を勝ち抜いた１８校が集まった。本県代表の聖光学院、日大東北、学法福島も堂々と入場した。
　式では、宗像治東北地区高野連理事長（県高野連理事長）が開会を宣言した後、山形県高野連の布川元会長があいさつ。酒田南（山形第１代表）の梅沢孝輔主将（２年）が「応援するすべての人たちのために全力でプレーすることを誓います」と力強く選手宣誓した。

　初戦へ向け調整
　聖光学院と日大東北は開会式終了後、９日の初戦に向けて気持ちを切り替え、それぞれ調整に汗を流した。聖光学院の中村星太主将（２年）は「気持ちの盛り上がりを維持させて初戦を迎えたい」と気を引き締めた。同校は山形市の東海大山形高グラウンドで調整した。
　日大東北の内山尚大主将（２年）は「県大会と同じように守備からリズムをつくっていきたい」と活躍を誓った。同校は開幕戦を観戦した後、山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムに隣接する第２野球場で最後の調整に励んだ。
（２０１０年１０月９日　福島民友・高校野球ニュース）