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▽準々決勝
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聖光学院、痛恨のサヨナラ 仙台育英に逆転負け
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【聖光学院−仙台育英】9回裏仙台育英1死一、二塁、吉田聖(後方)にサヨナラの右越え本塁打を浴びて右翼スタンドを見つめる聖光学院のエース歳内=天童市スポーツセンター野球場
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第63回秋季東北地区高校野球大会第3日は10日、山形県の山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムと天童市スポーツセンター野球場で準々決勝4試合を行い本県第1代表の聖光学院は仙台育英(宮城第2代表)に4−7で逆転サヨナラ負け、東北大会の春秋連覇を逃し、「センバツ」出場は極めて厳しくなった。
春の東北大会決勝で仙台育英を破っている聖光学院は7回までに3点をリードしたがエース歳内が終盤に反撃され、8回に同点に追いつかれると、9回に3点本塁打を浴び、惜しくも敗れた。
歳内被弾、無情な結末 雪辱誓うエース
無情にも激闘の幕は下ろされた。聖光学院は3点本塁打で9回サヨナラ負け。「みんなに申し訳ない」。エース歳内宏明(2年)は勝敗が決しても、1人マウンドで打球が消えたスタンドを見つめていた。
9回裏に先頭打者に死球を許した。犠打と敬遠で迎えた勝負の場面。決め球の変化球「スプリット」が抜け、いつものように落ちることなく高めに入った。
「明らかな失投だった」。その瞬間、仙台育英の5番吉田聖哉(2年)のバットが火を噴いた。高々と舞い上がった打球は落ちることなく、右翼スタンドに突き刺さった。
夏の甲子園で強豪を撃破した注目右腕として臨んだ今大会。夏まで捕手にすべて任せていた配球を打者との相性で自分でも考えるようになった。この日も9四死球と本調子でない中、中心選手の「自覚」が歳内を奮い立たせていたが150球を超える熱投の疲れからか最後は力尽きた。
斎藤智也監督は「歳内におんぶだった。底上げを図っていきたい」と来春へ照準を据えた。「自分はまだまだ力がない。もっと強くならなければならない」。夏の甲子園に鮮烈な印象を残した男の新たな戦いはもう始まっている。
(2010年10月11日 福島民友・高校野球ニュース)
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