「夏の福島大会」3.8マイクロシーベルトで試合中止
組み合わせ抽選会に先立ち第2回運営委員会を開き、放射線への対応策が固まった。各球場で放射線量を毎朝測定。測定値が、校庭などの利用制限基準値の毎時3.8マイクロシーベルト以上となった球場では、当日の試合を中止することを正式決定した。球場内5カ所(各地点とも地上から50センチ)で測定、結果は各球場の正面玄関に掲示する。
雨により試合が中断した場合は、再開前に放射線量を測定。6回以降で試合が成立しながら中断し、再開前の計測値が3.8マイクロシーベルト以上だった場合はコールドゲームとする福島大会のみの特別規定を設けた。
降雨後のグラウンド整備では、補助員がゴム手袋を着け作業する。
砂ぼこりが立たないよう、水をこまめにまきながらグラウンド整備をすることも確認した。
(2011年6月24日 福島民友・高校野球ニュース)
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