本番を前に行われた入場行進のリハーサル＝開成山球場

　第９３回全国高校野球選手権福島大会は１３日、郡山市の開成山球場をメーン会場に開幕する。開幕前日の１２日は同球場で開会式のリハーサルを行い、大会関係者が本番に向け選手入場の流れや、式での立ち位置などを確認した。
　今大会の入場行進は例年よりも簡略化され、外野の芝に並んだ各校の選手が、順番にダイヤモンドに向かって行進する。大会旗も使用しない。
　開会式は１３日午前１０時から。開始１分前には震災の犠牲者に黙とうをささげる。式後の正午から始球式を行い、郡山―安積の開幕試合を行う。今大会は８７チーム８９校が出場。甲子園の舞台を目指し、熱闘を展開する。
　会場は、メーンの開成山球場をはじめ、あづま球場、信夫ケ丘球場（福島市）、白河グリーンスタジアム、天狗山球場（白河市）、あいづ球場（会津若松市）、鶴沼球場（会津坂下町）となる。準決勝は２６日、決勝は２７日にいずれも開成山球場で行う。
（２０１１年７月１３日　福島民友・高校野球ニュース）