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原町が気迫の投球受け8回に一挙5点
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【船引―原町】試合終了後、大応援団の待つスタンドに駆け出す原町ナイン=あづま球場
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原発事故の影響を感じさせないコールド発進だ。校歌を歌い終えると、原町ナインは約350人の大応援団が待つスタンドにわれ先にと一斉に駆け出した。
「うれしくて泣きそうになった」。船引打線を7回3安打に抑え込んだエース山田修平(3年)はスタンドに集まった仲間たちを前に目頭を熱くした。
サテライト協力校の相馬高と福島西高で学ぶ生徒たちの大声援を受け、原町ナインは躍動した。「まっすぐは9割。どんどん押した」。山田は直球に気持ちを込め、凡打の山を築いた。
気迫の投球を受け、8回に打線が爆発。長短打5本で一気に畳み掛けた。2アウトになってからも打線の勢いは途切れることはなかった。
「関わってくれた人に感謝してもしきれない」と主将の福島雄飛(3年)。逆境をはねのけ、たくましくなったシード校「HARAKO」の夏は始まったばかりだ。
(2011年7月16日 福島民友・高校野球ニュース)
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