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「ベスト4」決定 須賀川が会心逃げ切り

「ベスト4」決定 須賀川が会心逃げ切り

【須賀川―学法福島】1回裏須賀川1死満塁、矢吹の中前打で二走榊枝が生還、2点目。捕手塩瀬=白河グリーンスタジアム

 第93回全国高校野球選手権福島大会第8日は24日、郡山市の開成山球場と白河市の白河グリーンスタジアムで準々決勝4試合を行い、聖光学院、いわき光洋、小高工、須賀川の4校がベスト4に名乗りを上げた。
 リードを守り切った須賀川は、4―3で第2シード学法福島に勝利、15年ぶりの準決勝進出。いわき光洋は3―2で東日大昌平を振り切り、2000年(平成12)年の創部以来初の4強入りを決めた。
 中盤の集中打で試合の主導権を握った小高工は6―3で第3シード日大東北を下し、2年連続の4強。序盤の大量得点で試合を優位に進めた聖光学院は7―1で白河を破り、5年連続準決勝に進んだ。
 大会第9日は26日、開成山球場で準決勝2試合を行い、聖光学院といわき光洋、小高工と須賀川が決勝進出を懸けて対戦する。決勝は27日に行う予定。

 結束力武器に15年ぶり4強
 シード校撃破だ。エースが抑え、4番が長打を放つ。須賀川は第2シード学法福島の追撃をかわし、会心の勝利を飾った。球場は15年ぶりの4強入りに沸くナインの笑顔、そして歓声であふれた。
 「チームを信じていた」。主将の林和茂(3年)は結束力の勝利を強調した。チームの柱としてマウンドに立つエース須藤渉(3年)は、自ら「重みがある」と語る直球で5回まで無失点に抑える好投。その後失点を許したが、「ピンチの時は思いっきり投げるだけ」と強心臓ぶりを感じさせる力投で粘る学法福島の打線を抑えた。
 打っては木村保監督が「不動の4番」と太鼓判を押す佐藤元紀(3年)が5回に右越え二塁打を放ち、追加点の好機をつくるなど、3打数2安打の活躍で存在感を示した。
 昨夏は3回戦敗退、昨秋の県大会では準々決勝で敗れ、臨んだ今大会。躍進を続ける須賀川ナインは、秋季大会で敗れた場所となった開成山球場で準決勝を戦う。
 木村監督の「開成山で借りを返そう」を合言葉に、甲子園への階段を駆け上る選手たちの目に迷いはない。
(2011年7月25日 福島民友・高校野球ニュース)

       >>>> 《 7月24日の試合結果 》
◎―― 開成山球場 ――◎
      聖光は序盤に大量得点 白河、乱れた3回の守備
 ▽準々決勝
白河
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
聖光学院
0
0
5
0
1
0
1
0
×
7
                                            
      いわき勢対決、1点差の接戦 昌平は痛い終盤逸機
 ▽準々決勝
いわき光洋
0
0
1
0
1
1
0
0
0
3
東日大昌平
0
0
0
0
1
1
0
0
0
2
                                            
◎―― 白河グリーンスタジアム ――◎
      小高工が鮮やか集中打 日大東北、終盤猛追も涙
 ▽準々決勝
日大東北
1
0
0
0
0
0
1
1
0
3
小高工
0
1
0
4
0
1
0
0
×
6
                                            
      先行した須賀川が1点差で学法福島をかわす
 ▽準々決勝
学法福島
0
0
0
0
0
1
2
0
0
3
須賀川
2
0
0
1
1
0
0
0
×
4
                                            
 

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