> 高校野球ニュースTOP > 夏の甲子園ニュース
|
復興へ“歌で心一つに” 須賀川で甲子園大会歌収録
|
夏の甲子園大会歌を収録する被災地の高校生たち=14日、須賀川市文化センター
|
東日本大震災の被災地の高校生たちが14日、今夏に甲子園球場で開かれる第93回全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」(作曲・古関裕而=福島市出身)の合唱の収録に臨み、会場の須賀川市文化センターで復興への願いを込めた歌声を響かせた。
本県から相馬東、郡山、郡山東、安積、磐城、安積黎明の6校の合唱部員159人が参加。演奏を磐城高吹奏楽部75人が担当した。岩手、宮城両県、阪神大震災を経験した兵庫県の高校生と合わせて計16校370人の男子、女子生徒たちが合同で大会歌を歌い上げた。
収録に参加した相馬東高合唱部の部員はほぼ全員が避難所生活を経験、部長の根本英美理さん(17)は収録後、「同じ立場の人たちと歌を通じて心を一つにできた。今後の励みになった」と語った。
収録された音源は大会の5回終了時やグラウンド整備の際などに使用される。
(2011年5月15日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|