聖光学院ナインにエールを送る岡常任理事（右）

　関西県人会（箭内一会長）による聖光学院ナインの激励会は４日、大阪市のリーガロイヤルＮＣＢで開かれ、県人会役員らが選手たちに勝利への願いを込めたエールを送った。
　会のはじめに、東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。箭内会長、鈴木敏夫県大阪事務所長が「災害で大変な目に遭った中で、勝ち抜いたことは素晴らしい。全国の人々に福島の心意気を分かってもらえるようなプレーを期待している」と激励。関西、東海両県人会と、福島民友新聞社など在阪新聞社から激励金が贈られた。
　遠藤直仁教頭、宗像治県高野連理事長のあいさつに続き、斎藤智也監督がベンチ入りした選手ら一人一人の名前と持ち味を紹介。斎藤監督の言葉を受け、選手らは誇らしげな様子だった。関西県人会の山内真歩さんが小沢宏明主将に花束を贈った後、岡孝雄常任理事が「フレー、フレー聖光、フレー、フレー福島」と、勝利を願う気持ちと震災復興への祈りを込めたエールを送った。
（２０１１年８月５日　福島民友・高校野球ニュース）